コインベースがUSDCをLayer2「Base」へ移行
コインベースは顧客と企業の米ドルコイン(USDC)ステーブルコイン口座を、イーサリアム上のLayer2ブロックチェーン「Base」へ移行することを進めています。同社副社長のマックス・ブランズバーグ氏は3月26日にXへの投稿で、この移行により「手数料の低下と決済時間の短縮によって顧客資金を管理・保護できる」と述べています。
この変更はCoinbase.comのアカウントのみが対象で、ユーザーが秘密鍵を自己管理するCoinbase Walletは含まれません。現在、Coinbase.comのユーザートークンはマルチパーティコンピュテーション技術で保護されたウォレットでコインベースに保管されており、同社は顧客資産を1対1で保有し、指示がない限り資金を貸し出さないことを強調しています。
一方で懸念の声も上がっており、BaseはL2BEATのデータによるとコインベースが唯一のシーケンサーであり、現段階では完全にコインベースが管理しているとの指摘があります。ただしコインベースは時間をかけてBaseの分散化を段階的に進める意向を示しています。2023年8月9日に立ち上げられたBaseは、総ロック額が26.3億ドルと、イーサリアムのLayer2では4位の規模となっています。