米住宅局がステーブルコイン活用を検討、ブロックチェーン追跡も視野
米住宅都市開発局(HUD)がステーブルコインを使用した助成金の支払いとブロックチェーンを用いた追跡システムの導入を検討していることが報道されました。ProPublicaが3月7日に報じたところによると、同局は会議の記録や内部文書、関係者の証言に基づき、ブロックチェーンを使用して助成金を監視し、ステーブルコインでHUDの助成受取人に支払う実験の可能性について議論していました。
同局のコミュニティ計画開発室は、手頃な価格の住宅とホームレスシェルターを支援する数十億ドル規模の助成金を管理しており、この部門でブロックチェーン追跡が試験的に導入される可能性があります。複数の関係者は、この実験が連邦政府全体での暗号資産とブロックチェーン活用の先行事例となる可能性があると述べています。
もっとも、HUD職員からは懸念の声も上がっており、あるHUD職員はスタッフ向けメモでこの計画を「危険で非効率」と批判し、ステーブルコイン支払いがボラティリティをもたらすと指摘しました。HUDの広報担当者は後に「同局はブロックチェーンやステーブルコインについて計画を持っていません。教育と実装は別です」と述べています。