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米銀行協会、利回り付きステーブルコインが地域銀行の融資能力を損なうと警告

出典: あたらしい経済

米銀行協会、利回り付きステーブルコインが地域銀行の融資能力を損なうと警告
画像: あたらしい経済(元記事より)

米国銀行協会(ABA)は4月13日、ペイメント型ステーブルコインへの利回り付与に関する声明を発表しました。米大統領経済諮問委員会(CEA)が公表したレポートは、利回り禁止による銀行融資への影響が約12億ドルの増加にとどまると結論づけていますが、ABAはこの分析が不十分だと批判しています。

ABAが主張するのは、現在約3,000億ドルのステーブルコイン市場が1~2兆ドル規模に拡大した場合、高い利回りに引き寄せられた預金流出により地域銀行の融資能力が大きく損なわれるということです。地域銀行は地元の預金を原資として融資を行っており、預金流出は調達コストの上昇と融資縮小につながります。ABAの試算ではアイオワ州だけで44~87億ドルの融資減少が生じる可能性があるとしています。

一方、コインベースのブライアン・アームストロング氏はX上で、銀行が連邦準備制度から約4.4%の収益を得ながら顧客には0.01%の金利しか払っていないと指摘し、ステーブルコインへの利回り禁止を求める銀行のロビー活動を「正気の沙汰ではない」と批判しています。利回り付与の可否は現在、米国議会のステーブルコイン規制法案審議における最大の争点の一つとなっています。