UK金融当局、ステーブルコイン活用は国際送金が有望と指摘

出典: Cointelegraph

UK金融当局、ステーブルコイン活用は国際送金が有望と指摘

英国金融行為監視機構(FCA)は、3月に実施した「ステーブルコイン・スプリント」と呼ばれる政策イニシアティブの調査結果を公表しました。銀行、決済企業、ステーブルコイン発行者など業界参加者の意見をまとめたもので、ステーブルコインの用途について分析しています。

調査参加者によると、ステーブルコインが最も大きな利点を発揮するのは国際送金分野です。特に米ドルへのアクセスが限定的な新興国市場での需要が見込まれています。一方、既に送金速度が速く、手数料が比較的安い主要な国際送金ルートではメリットが限定的との指摘もあります。

国内の小売消費者については、既存の決済手段が既に高速で安価であることから、ステーブルコインへの切り替え動機に乏しいと指摘されています。ただし商業利用者については、低コストと迅速な決済による利点が見込まれます。FCAは6月30日に、英国発行のステーブルコインについて準備資産による完全な裏付けと等価での償還を義務付ける最終規則を公表しました。同機関はこの調査結果を今後のステーブルコイン決済政策策定に反映させるとしています。