JPYC:日本円と1対1で固定される国内発行ステーブルコイン
JPYC株式会社が発行する日本円建てのステーブルコインJPYCが、2025年10月27日から資金決済法上の「電子決済手段」として流通を開始しました。1JPYC=1円で価値が固定され、暗号資産ではないため価格変動リスクがありません。
価格が1円に固定される根拠は、発行残高の100%以上を日本円(預貯金・国債)で保全することが法的に義務付けられていることと、2023年6月施行の改正資金決済法により新設された区分に基づいているためです。ユーザーが発行したJPYCは、そのまま円建て資産として別途保管される仕組みになっています。
JPYCはEthereum、Polygon、Avalanche、Kaiaの4チェーンで発行されており、2026年8月下旬時点の総流通量は約28億8,000万JPYCです。個人間送金、VISA決済、DeFiでの固定金利運用など、実用段階のサービスが揃っており、LINE NEXTのウォレット「Unifi」での決済やコンビニでの実証実験も進行中です。