ステーブルコイン市場、2025年に成熟期へ 規制整備と機関参入が加速
B2BINPAYのCEOアルトゥール・アジゾフ氏は、ステーブルコイン市場が2025年に大きな成長と大量採用を迎えると指摘しています。2024年を振り返ると、テザーのUSDTとサークルのUSDCが市場で圧倒的な地位を占めており、ユーロなど他通貨建てのステーブルコインの採用は低迷しています。これは2022年のテラフォーム・ラブスとそのTerraUSD(UST)の崩壊による信頼喪失が影響しているとされています。
2025年の主要なトレンドとして、まずMiCA(暗号資産市場規則)がEUで2025年1月に完全実施され、銀行による保管サービスが拡大することが予想されます。同時にUSDTが欧州でのMiCA準拠ライセンスを持たないため、市場シェアを失うリスクがあり、USDCなど規制対応済みの代替品に機会が生じます。さらに、UAEが承認したディルハム建てステーブルコイン「AE Coin」のように、地域通貨建てのステーブルコインが増加し、ドル中心の市場に変化をもたらす見込みです。